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オレとキョウスケとゆうちゃんの、夏の思い出【八月の天変地異】

 

(このお話、読書感想文にいいんじゃない?)

 

最近読んだ本に、そう思ったお話があったので紹介させてください。

 

お話のタイトルは『八月の天変地異』

辻村深月さんの短編集『ふちなしのかがみ』に収録されているお話です。

 

「読書感想文って、どう書くの?」っていう人は、この記事を読んでみてね。

 

megumi-2023.hatenablog.com

 

 

『八月の天変地異』の主な登場人物

シンジ

小学5年生

6年間を1つのクラス、同じメンバーで過ごさなくてはならない田舎の小学校に通っている。

サッカーが得意でクラスの人気者だったが、学年が上がり、キョウスケと過ごす時間が多くなると、クラスの中でも仲間外れぎみに。

ある日クラスメートに「友達のいないヤツ」と言われたことがきっかけで、自分には「ゆうちゃん」という親友がいるのだとウソをついてしまう。

 

キョウスケ

シンジの幼なじみ

シンジとは反対に、休み時間は1人で本を読んだり、絵を描いたりするのが好きなタイプ。

喘息持ちで週に一度、ふもとの町の診療所に通っている。

自分から話をすることはほとんどなく、シンジがクラスメートにする「ゆうちゃん」の話を、否定することなく、いつも隣で黙って聞いている。

 

「ゆうちゃん」

ふもとの学校に通っている、シンジの親友

頭がよくて、運動神経もバツグン

サッカーが得意で、小学生でありながら、夏休みにはブラジルへ合宿に行っている。

茶髪に日焼けした肌

バレンタインデーには、食べるのに苦労するほどのチョコをもらう。

通っている学校にも友達はいるが、信頼できるのはシンジ、そしてキョウスケだけなのだという。

 

――そんな、シンジの理想をつめ込んだ架空の人物

 

ゆうちゃん(?)

サッカーの試合中、地面に倒れこんだシンジをかばうようにして突然現れた少年

茶髪に、整った顔立ち

ブラジルのサッカー合宿から帰ったばかりだという。

驚くシンジとキョウスケに対して、まるで昔からの親友であるかのように接してきた彼は、シンジが作り上げた「ゆうちゃん」そのものだった。

 

(参考:辻村美月 著「ふちなしのかがみ」より「八月の天変地異」)

 

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