2023年8月13日から名古屋・御園座で公演されていた「千と千尋の神隠し」が、26日(土)に無事に千秋楽を終え、幕を下ろしました。
その公演をライブ配信で観劇しましたので、感想を書いていきますね。
8月20日のライブ配信の感想はこちら
「千と千尋の神隠し」役替わりキャスト(2023年8月26日)
この公演では、一部の登場人物が役替わりで演じられています。
2023年8月26日の役替わりキャストは以下のとおりです。
千尋:上白石 萌音
ハク:醍醐 虎汰朗
カオナシ:小㞍 健太
湯婆婆/銭婆:朴 璐美
見逃し配信があるよ(期間限定)
詳しくはこちら
テレビで視聴するときに別の機器で(パソコンなど)ログインした状態だと見られないので注意してください。
「役替わりキャスト」についての感想
橋本版と上白石版、せっかく両方見たので、それぞれの役替わりキャストについて感想を書いていきたいと思います。
(カオナシは除く)
千尋
橋本環奈さん
どんくさくて要領が悪いといった「千尋らしさ」はあるものの、比較的受け答えがしっかりしていて、ストーリーが進むにつれて感情の起伏が大きくなるので、もともとは元気な子だったのではないかという印象を持ちました。
一言で表すと「アニメの主人公」
上白石 萌音さん
冒頭のけだる気で、ふてくされたような態度
道を間違えた父親に対する、うんざりしたような表情
湯婆婆に名前をとられた直後も、ぼんやりとしていて、ストーリーが進んだ後も、成長はしているが感情の起伏があまり感じられない(ように演技しているんだと思う)
一言で表すと「等身大の小学生」
ハクからもらったおにぎりを食べるシーンでの泣き方がリアルだった。
ハク
三浦宏規さん
最初に声を聞いたとき、映画版の声優さんと同じ人かと思うほど、映画から抜け出てきたようなハクでした。
時々、動きがダイナミックになるなと思ったら、クラシックバレエやってたのね。
醍醐 虎汰朗さん
三浦さんと比べると、甘くて優しい声をしているハクでした。
時々、セリフが聞き取りずらかったのが残念。
湯婆婆/銭婆
夏木マリさん
映画版と同じキャスティングで違和感ゼロ
安心して観られました。
湯婆婆と銭婆の演じ分けが見事だった。
朴 璐美さん
朴 璐美さんというとすぐに思い浮かぶのが、漫画「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリック(エド)
キャスト表を見ながら、エドっぽい、少年声の湯婆婆になるのかなぁ…なんて思ってたんですが、そんな訳なかったですね(笑)
夏木さんと比べると、ハスキーで上品な湯婆婆でした。
声量がすごかった。
個人的に、セリフの“間”が不自然だと思うところが所々あって、残念だったかな。
私が好きな「千尋とハクと湯婆婆」
千尋:橋本環奈
ハク:三浦宏規
湯婆婆/銭婆:夏木マリ
8/20のキャスティングとおんなじ。
上白石さんの自然な演技すごく好きなんだけど、楽しくて何回も観たくなるのは橋本さんの方なんだよね。
三浦さんは8/20のカーテンコールで「ハクを演じるのはこれが最後」だって言ってたから残念だなぁ…。
バイバイ千尋 また来年!
ラストで坊が一人で立てるようになったのは「自立した」ってことなんだって、公演観て気付いた。
(今更?とか言わないで…)
舞台「千と千尋の神隠し」
来年全国ツアーで、また御園座に来るみたいです。
そしてその次はロンドン公演!
キャストはどうなるのか楽しみ!!
【追記】
来年、帝国劇場での「新しい千尋」が決定!
出典
画像出典:スタジオジブリ 作品静止画提供
役替わりキャスト一覧出典:御園座「千と千尋の神隠し」
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